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(2)-2.緊張する場面 |
皆さんはどのような場面で緊張しますか。
【緊張する場面】
・大勢の人前で何かをするとき
・初対面の人に会うとき
・クライアントとの打ち合わせ、上司との評価面談
・好きな人や気になる人と一緒にいるとき
・生まれて初めてする経験
上記の通り、緊張する場面や緊張する相手や状況などは色々だと思いますが、いずれの場面でも共通することは、必ずそこに恐怖心・不安感がありますよね。
恐怖心や不安を感じる理由は、大きく2つあります。
@お化けが恐い・虫が恐い・強面のあの人が恐いなど防衛本能によるもの
A自分に対する他人からの評価によるもの
現代人が悩む緊張は、ほとんどが「A」の他人からの評価ではないでしょうか。
【評価される場面】
・上司から評価されるとき(ex.上司との1対1面談)
・お客様から評価されるとき(ex.お客様数十人の前でプレゼンや資料説明)
・大勢の人前で評価されるとき(ex.研究してきた内容を数百人の前で発表)
・好きな人から評価されるとき(ex.好きな人との初デート)
−−評価されたいと思う感情−−−−−−−−−
人は「自分の存在が他人にとって大切な人物・重要な人物でありたい」という欲求があります。
更にこの欲求から生まれる感情としては、「失敗したくない」という気持ちに直結しますよね。
(評価されるためには、「失敗しない」ということが、直感的な論理性として理解できるためです。)
これは誰しもが必ず持っている欲求です。もちろん食欲・性欲・睡眠欲などが
満たされなければ、それらの欲求がまず優先されますが、これらを完全に
満たしている人間は、第4・第5の欲求として発生する性質があります。
従って、人は「他人にとって自分が大切な人物でありたい」という欲求があるが故に、
自分に対する評価を気にしますし、評価されたい好きな人の前で失敗すると
大層に落ち込むし、失敗することを大変恐れますよね。
−−欲求が強いと緊張も強い−−−−−−−−−
この感情は、「評価されたい」「失敗したくない」という欲求が強ければ強いほど、
恐怖感や不安感が強くなり、緊張の度合いも大きくなります。
例えば、以前10人の前でプレゼンを行い、今日も同じ10人の前で同じ内容の
プレゼンをするにも関わらず、「前回より特に緊張するなぁ」というときがありませんか。
そんなときは、その10人の中に以前のプレゼンではいなかった上司や気になる異性など、
自分が評価されたいと思う人がいるはずです。
これが、評価されたい欲求の強さに比例して、緊張の度合いも強くなる原理です。
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