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(2)-5.交換・副交換神経 |
「緊張」は、人間がもつ交感神経の働きが強くなることで発生します。
人間は自律神経と呼ばれる「交感神経」と「副交感神経」の2つの働きから成り立っています。
交感神経は緊張・活動・ストレス時に働いているもので、副交感神経は、休息・リラックス時に働きます。
交感神経の働きが強くなると、体に以下のような症状を引き起こします。
<症状>
心臓:鼓動が速くなる
涙腺:涙が出にくい。
唾液:量が少なく、濃くなる。
血圧:増加
白血球数:増加
呼吸:早くなる
※副交感神経が強く働いているときは、逆の症状となります。
平常心のときは、この交感神経と副交感神経の働きの強さが同じです。
この2つの神経の強さが、どんな場面や状況になっても、
同等の強さであるようにコントロールできれば、
平常心を保つことができますよね。
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